新型コロナウイルス感染症の宮城県と仙台市共同記者会見を受けて

宮城県と仙台市が共同で記者会見を行いました。
新型コロナウイルス感染症の患者さんが増加されており、仙台市でも連日、感染者が確認されている状況です。
他県では0歳児のお子様も感染の報道もあり、同じ年齢のお子様をお預かりする我が園としても、また一人の母親としても、心を痛めております。
一刻も早く回復され、ご家族皆様に安心と笑顔が戻ることをお祈りしております。

はやて保育園では、3月より、感染をこれ以上広げないため、職員の体調管理に関して記録を残すようにしました。
内容としましては、検温と、咳などの風邪のような症状がないか、着替えや手洗いうがい等の衛生面は保たれているかになっており、
別の職員がしっかりと実行されているのを確認するようにしています。

また、園内の清掃は、次亜塩素やアルコールで、普段よく触れる場所を再度見直しをし消毒を行っております。
一度遊んだ玩具についても念入りに拭き取り・洗浄を行っています。

今週末に予定しておりました入園式は中止という判断をさせていただきました。
せっかくのお子様の晴れの舞台でしたが、命には代えられません。
登園してきている子どもたちと一緒に、6日に簡単なお祝いをさせて頂く予定です。

 

まだ子ども達には、今、どのような状況なのか理解することは難しいかと思います。
また、保育園は子どもたちが安心して過ごせ、また保護者の方が安心して
お仕事に励むことができるよう、社会の機能を維持するという大切な役割を担っています。

「いつもと変わらない場所であること」が私たちに求められるものだと思います。

できることを徹底して行い、
大変な状況でも笑顔を忘れず、来週からも元気な子ども達に会えることを願いたいと思います。

この週末は、クラスターの発生から14日目を迎える重要な時期とのことです。
これ以上感染を拡大させないために、職員一同改めて気を引き締め、行動していきたいと思います。

 

はやて保育園 長町八本松
園長  里見 綾